第11話『A Beastly Feast』
〜人間と獣人の垣根を越えて〜

Netflixにて独占先行配信中の2020年春アニメBNA。
今回は第11話をレビューします。



なずなは、コンサートの最中に人間だと告白することを決意。市長は、政府による監禁から脱出を試みる。士郎とフリップは手を組み、行動を開始する。
出典:Netflix「BNA」配信ページ

アランによれば、なずなの告白は(人間になる)薬が完成した時に獣人たちのストレスを少しでも和らげるために必要なものだという。
なずなはその言葉を信じ、獣人たちのためを思い告白しようと決意する。
しかしみちるは、獣人が獣人であることを否定するようなアランのやり方に疑念を拭えない。
士郎は断固として告白を阻止しようとする。


【士郎とみちるが初めて分かり合う名シーン】
デースルーブことなずなによる銀狼教ライブのセット裏。
みちるは、告白を阻止するためなずなを撃とうとする士郎から拳銃を奪い、逆に士郎へ銃口を向けて思いを打ち明ける。

なずな「ごめん。士郎さんが獣人にこだわる気持ち、私が一番わからなきゃいけなかった私は人間から獣人になった自分が自分じゃなくなる怖さ、一番知ってたのに。なのに、士郎さんの気持ち気づかなかった。だから謝らなきゃ、って。」
「でもまたわからなくなっちゃったよ。士郎さん何しようとしてるの?なんで銃なんか。言ってくんなきゃわかんないよ。なずなは私の友達なんだよ?なんで士郎さんがなずなを…」


士郎「悪かった。お前の友達を傷つけたくはない。だがこのライブは、いや、あの告白は止めなきゃならない。」

士郎によれば、なずなの告白はむしろニルヴァジールシンドロームの引き金になるという。
アランはそれを承知の上であえて実行しているが、その真意は不明。


👉これまで、みちると士郎は良きパートナーでありながらも、士郎は人間を蔑視することをやめず「所詮人間なんて」という思いが常にあり、みちるはみちるで人間に戻りたいと願い続けてきた。2人の間には、人間と獣人が相容れない絶対的領域が存在していました。
それが、このシーンでは
”獣人中の獣人と言っていい士郎の気持ちを、もとは人間のみちるが最も理解できる”
と発言することで、2人の間にあった人間と獣人という分類による垣根が初めて取り払われたのです。




なんとかなずなの告白を止めたみちるだったが、クリフ・ボリスがなずなは人間だと打ち明けてしまう。会場の獣人たちは士郎の見解通り次々とニルヴァジールシンドロームを発症。そこへアランが用意した実弾と麻酔銃が次々に打ち込まれる。しかも、まだ発症していない獣人にも見境なく打ち込まれていた。
その光景から1000年前のニルヴァジールを想起した士郎は、自分自身がニルヴァジールシンドロームを発症し、みちるに噛み付いてしまう(11話終了)



2020年5月6日、Netflixにて7話〜12話が一挙先行配信されました!!
1〜6話に引き続き、当ブログでも先行レビューしていきます!!