2020年4月から放送開始。
TVアニメ「アルテ」


原作は、大久保圭先生による漫画「アルテ」
コミックゼノンにて2013年より連載中。

シリーズ構成に吉田玲子氏を迎え、アニメーション制作はSeven Arcs。

👉吉田玲子
数々のアニメ作品に引っ張りだこの脚本家。
「けいおん!」「Free!」「弱虫ペダル」「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」他
 
👉Seven Arcs(セブン・アークス)
代表作は「魔法少女リリカルなのは」シリーズ。
TBSホールディングスの完全子会社でもある。


第1話『弟子入り志願』
 
フィレンツェの貴族の家に生まれたアルテは子どもの頃から絵を描くことに夢中だった。母親の反対を押し切って、画家になるために家を飛び出した。画家工房への弟子入りを決意し工房を回るが、女というだけで絵を見てもらうことすらできない。
そんな中、唯一自分の絵を見てくれたレオに出会う。レオはアルテに弟子入りを認めるための課題を出す。
出典:TVアニメ「アルテ」公式サイト
女の生きる道
アルテの生家は貴族といえど裕福な方ではなかった。

子供の頃から絵を描くことが大好きなアルテを、父は”絵を描くときだけは瞳が輝く”と言って応援してくれていたが、父が他界してしまい、母は残されたアルテを何とか嫁がせようと必死になる。

そんな母の反対を押し切り、アルテは画家になるため工房へ弟子入りしようとする。

ところが、どの工房もアルテが「女だから」という理由だけで門前払。

そこへ通りかかった工房のレオはアルテに画家になりたい理由を尋ねる。

「絵を描くのが好きだから」と答えるアルテ。

レオは「画板20枚の下準備を一晩で完成させたら」弟子入りを認める、と条件を出す。それは到底終わるはずのない無茶振りだった。


レオの過去

貧しい子供時代を送っていたレオ。

彼もまた工房へ弟子入りを望んだが「物乞いは弟子にできない」と断られる。

レオは「泥水をすすることなく自分自身の力で生きられるようになりたい」と、職人への道を渇望していた。



アルテの思い
翌朝レオが工房へ出向くと、とうに諦めて帰ったと思われたアルテが床に横たわっている。

机上にはピカピカに仕上がった20枚の画板。

アルテは、女性が一人で生きていくことが困難な時代に、それでも自分自身の力で生きられる道を目指したい、職人になることはそのための手段だとレオに訴える。

それは、生まれも境遇も違うはずのレオと重なり合うのだった。


【感想】
女性は結婚して男性に養われるのが当たり前の時代に、自分自身の力で生きる道を模索する主人公。
テーマ設定自体が”ありがち”なだけに、どれだけ作品にオリジナリティを出せるかが問われる。
単純に綺麗な成功のストーリーに終わらず、16世紀フィレンツェという舞台設定を存分に活かしてほしい。