第11話『護る者と牙剥く者』ネタバレ・感想

ローザおばさんの力を借りてフィタの組み紐を編み上げたソマリ。 帰ってきたゴーレムにプレゼントすると、ゴーレムもまたソマリへの贈り物としてフィタの組み紐を買ってきていた。 通い合う心が嬉しいソマリ。 その夜、人狩りたちが小屋に近づいてきて…
出典
:TVアニメ「ソマリと森の神様」公式サイト

人狩りが襲う夜
ゴーレムとソマリがフィタの組み紐を贈りあった夜、小屋には人狩りたちが近づいていた。
ヤバシラはそのとき初めてソマリが人間であることを知る。

鬼の自分が人間の子供を護るべきなのか?

ヤバシラには、自分(ヤバシラ)の作ったお菓子をまたみんなで食べたいと言うソマリを護らない理由など見つからなかった。
そこで自らおとりとなり、残る3人を先へ逃すのだが…

ヤバシラが人狩りたちを引きつけている隙に、ローザおばさんに教えてもらった古い廃坑を進む3人。しかし、なぜかそこへも別の人狩りが現れる。
そして3人は、ローザおばさんも人狩りの仲間だと気づく。



ローザおばさんの昔話
100年〜200年くらい前、ローザおばさんが子供だった頃、彼女の住む村の隣には人間たちの村があった。彼らは互いに干渉せず平和に暮らしていた。
しかしあるとき、とある種族が人間の子供を野生のオオカミから守り人間のもとへ送り届けたところ、人間はそのものを”異形”というだけで殺してしまった。同じようなことはその後何度も繰り返された。
それは人間によるまぎれもない「差別」だった。
そうして人間と”異形”との間に戦争が起こり、”異形”たちは人間を迫害していた方が安全だと理解するようになった。


わらべ歌〜ことなるかたち〜
※劇中から歌詞を聞き取ったものですので、公式の歌詞とは異なる可能性があります。あくまで参考としてご理解ください。

昔々あるところ 奇妙なお客がやってきた
塩水わたった旅人は ツノ生え尾を持つ者を見た
ことなるかたちと囁いて 全てまとめて鍋の中
スープの味見もおざなりに 赤いお花が砕けて散った


ここで言う「ことなるかたち」とは、人間の言う「異形」のこと。
その昔、人間たちが異なる種族を異形として差別、迫害していたことが示唆されている。



命の時間
人狩りたちにソマリを奪われ絶体絶命の状況。
突然、ゴーレムがその姿を変化させただならぬ気配をまとう。
果たしてソマリとゴーレムはどうなってしまうのか…?

ゴーレムは人狩りたちから逃げる際、力を使うことで自らの活動時間をさらに削ってしまっていた。
少しでも長くソマリのそばにいるためには、もうこれ以上力を使うことはできない。
しかし、このまま力を使わなければ、ソマリの命が危ない。

少しでも長くそばにいるか?
自分の命を削ってソマリの命を救うか?


究極の選択のようだが、ソマリを想うゴーレムがどちらを選ぶかはもう明らかでしょう…。
次回最終回。ふたりの結末をしっかり見届けたいと思います。