第10話『負けられない』ネタバレ・感想
芸華祭当日。それぞれの想いが交錯する中、ステージの幕が上がる。今まで服作りを「勝負事」としてとらえていなかった育人にとって、未知の戦いが始まる。勝ちも負けも今、決まる―――。そうそうたる審査員が揃い、家族が見守る中、育人のショーがスタートして……。
 出典:TVアニメ「ランウェイで笑って」公式サイト


いよいよ芸華祭本番!
育人のコレクション発表は鳥肌ものでした。



木崎の思い
どうしても育人が気に入らない木崎は、その理由を自問自答する。

育人が、柳田一のコレクションを台無しにしたから?柳田一のコンセプトを変えたから?

答えはそのどちらでもない。育人の服に会場から贈られる拍手に”負けた”と思ったから。
育人に負けたくはない、負けず嫌いな木崎だった。

そんな木崎のランウェイは育人の前の順番。会場の空気を一気にさらって育人を潰そうと意気込む木崎。
ドレスと着物を融合させた木崎のコレクションは、”和”をテーマにレザーを使った高度な技術が評価される一方、遠の義母でトップデザイナーの綾野麻衣には「柳田に影響を受けすぎ」だと指摘される。




育人のコレクション
テーマはメンズとウィメンズの”調和”。ユニセックスなデザインが並ぶ。1着目のイギリスで”世界を旅する”というコンセプトをしっかり見せつけると、2着目以降、北欧、イタリア、日本、アメリカ、ドイツと世界旅行が続く。そしていよいよ終盤の9着目。通常、コレクションの肝になる服は最初か最後に持ってくるため、会場の誰もがラスト10着目でデザインの本場フランスを予想していた。しかし、その予想を裏切りなんとフランスが9着目に登場。すると残る10着目は…??固唾を飲んで見守る会場に現れた10着目は、全ての国に属し、全ての服に属さない、ムダを削ぎ切った究極のミニマリズムだった。




育人のランウェイは見ていて鳥肌が立ちました。アニメの中の観客と同じように「次はどうなる?」と固唾を飲んで見守り、その一貫性のあるコンセプトと大胆な見せ方に惹き込まれました。
コレクション前半部は都村一家の会話シーンが多く、もっとちゃんと育人のコレクションを見せて欲しいとフラストレーションを感じたのですが、それだけ前のめりになってコレクションの観客になっていたのでしょう。とにかく良かった。