※7話の情報量がボリューミーです。出来る限り簡潔にまとめましたが、よろしければ最後までお付き合いください。


第6話「目覚め」
 
少しずつ距離を縮めるキドウとイリ。ある日、ガーデンマリオにイリの父親を名乗る男が突如現れ、イリを連れ去ろうとする。逃げるキドウとイリだったが、その行く手を半身がカガステル化した駆除屋殺しのアハトに阻まれる。
出典:Netflixオリジナルアニメ「虫籠のカガステル」公式サイト

ある羊飼いの子供
マリオの店があるE-05区に、01の軍人が侵入。どうやら彼らは「3ヶ月前、カガステルが人を襲わずに逃げた」という情報を元にやって来たらしい。イリが05に来たのもちょうど3ヶ月前。
さらに、旅の商人の話では、町の娘と娘を襲おうとした男の間に羊飼いの子供が立っており、その後、その男はカガステル化し、人を襲わずに飛んで行ったと言う。

3ヶ月前カガステルに襲われなかった人間
=羊飼いの子供
=イリ???



イリの力
軍人たちに追われ絶体絶命のイリだったが、突然軍人の1人がカガステル化し、まるでイリの指示に従うように他の軍人を捕食。
イリの持つ力が垣間見えて6話終了!!!





第7話「イリアステル」
 
E-05を包囲していたサリフ率いるE-01の軍人が、遂に管制塔を奪うための砲撃を開始する。銃声が鳴り響く中、ジンは亡きグリフィスが所持していた書物よりメモリーチップを発見。そこには、イリがA区で暮らしていた本当の理由がグリフィスによって語られていた。
出典:Netflixオリジナルアニメ「虫籠のカガステル」公式サイト

イリを連れ去った軍人らとアハト。アハトはキドウに”虫籠の鍵”を渡し「イリに会いたければ07に来い」と言い残す。
その後、イリが父親と呼んだグリフィスの持ち物の中からメモリーチップを発見するキドウ。
その中にはイリと、この世界の真実が隠されていた。


カガステル生態研究所
フランツの父はカガステル研究の第一人者エメト・キーリオであり、彼の研究は極東で軍事利用されていた。フランツはその研究を追うように、「カガステル生態研究所」として研究を続けていた。

研究所においてグリフィス(イリが父と呼ぶ男)はフランツの助手であり、彼らは兄弟のように親しかった。
しかし、もう一人の共同生活者「タニア」の存在が、グリフィスとフランツを分かつことになる。



タニア
フランツの父キーリオは、カガステルを発症しかけた女の死体を発見した。その死体のお腹にいたのがタニアである。
さらにキーリオは「カガステルもまた蟻や蜂のように”女王”に統御されている」ことを突き止め、女王を創り出せば、虫が人を襲うのを止められると考えた。
この研究をもとに、フランツとグリフィスは、タニアの未受精卵の遺伝情報から初めてカガステルを作り出すことに成功した。人の姿をしながら人の権利を与えられぬその生命体を彼らは「アハト」と名付けた。



女王の誕生
アハトは確かに他のカガステルから「同胞」と認められたが、男子であったため”女王”としての機能を果たせなかった。
そこでタニアは自らの身を投じ、深い眠りの中でカガステルを操るためだけの女王という装置となった。
女王がその力を行使する時、人類は

進化したもの=カガステル

食糧=虫になれない人間


とに分けられ、ここに一つの”秩序”が生まれた(審判のとき)

これまでのカガステル研究の全ては、人類をカガステルから守るものなどではなく、この秩序をもたらすための、いわば人類のエゴでしかなかった。

この秩序を「虫になる心配のない、選別された人間だけの理想郷」と捉える者もいれば、
自らが虫になれず食糧の身分であることに絶望する人間もいた。キーリオは後者だった。

そして、フランツが「女王のスペア」に据えたのが、フランツとタニアの娘「イリ」である
キーリオとフランツの真の目的に気づき絶望したグリフィスは、イリを連れて研究所から逃げ出したのだった…。




5話でも触れましたが、やはり「神の存在」を感じさせる内容でした。
「女王という名の神」、「神による審判」。
人間は究極的には常に「己を凌駕する存在」を求めている。
そこに生きることの答えを探している。

登場人物たちはそれぞれどんな神を求め、または神の不存在に絶望するのか。

次は8話…。