2019年秋に放送されたテレビアニメ「星合の空

今回はその舞台設定の巧さについて書いてみようと思います。

(イントロダクションはこちらをどうぞ)

まず、この作品のコアは少年たちの家庭環境です

一見’’普通’’の中学生に見えて実は
  • 父親のDV
  • 母親からの拒絶
  • 母親による子の私物化(執着)
  • 虐待
など、それぞれの家庭に問題を抱えています。

ここで効いてくるのが中学生という舞台設定なんです。

なぜなら、中学生が最も
  1. 家庭や学校との関係が切りづらくて
  2. アイデンティティが環境に左右されてしまう
から。

もしこれが小学生や高校生だったら?と考えると分かりやすいでしょう。

小学生の場合、それこそ親の保護下でないと生活が厳しく、その関係は切っても切れないかもしれませんが、比較的、アイデンティティの葛藤は起こりにくい(親や学校を無条件に信頼できる)。

また、高校生の場合ある程度「個人」としてのアイデンティティが確立していて、義務教育でもないため、家庭や学校以外の場を自ら求める知性や人格は身についてきている。

そう考えると、中学生という年代が最も、
家庭環境がアイデンティティに色濃く反映されやすい
時期だと言えるのです。


(そういえば碇シンジも14歳でしたね。。。)




ここからは余談ですが、この作品、その衝撃的な終わり方が物議を醸していました。

私もさすがに気になって調べてみると





って赤根監督が吐露されてます。
なるほど、大人の事情があって、あえて24話構成のまま12話まで放送したんですね。

私も一視聴者として、彼らの物語をここで終わらせたくない!
いつかどこかで残りの12話に出会えることを祈っています。

星合の空はAmazon primeビデオで配信中の他、Blu-rayの発売も決定 しています!